フレデリックはステージに登場すると挨拶もそこそこに、激しいカッティングギターがイントロを飾る「オワラセナイト」でライブをスタートさせた。三原健司(Vo, G)は手振り身振りを交えながら熱唱し、三原康司(B, Cho)はそれを支えるようにグルーヴィな低音を鳴らす。そして赤頭隆児(G)は間奏で華麗なギターソロを披露し、気合いのほどをアピールした。
勢いに乗った彼らは、ダンサブルなビートに乗せて小気味よい歌を聴かせる「DNAです」や、開放感あふれるサビが印象的な「トウメイニンゲン」でオーディエンスの心を躍らせていく。三原康司は満面の笑みでフィールドを見渡し、「去年、このステージに絶対出たいよなって話してました」と、3回目の出演にして念願のLAKESIDE STAGEに立てた喜びを語る。そして音楽への愛を込めたという新曲「リリリピート」につなげた。
その後バンドは「後半戦いきましょうか?」という宣言から「愛の迷惑」へ。三原健司はサビ前の一節を「あんたは最高なんです。俺はラブシャを愛してるんです!」と歌詞を変えて歌い上げ、観客の心を鷲掴みにする。そして畳みかけるようにキラーチューン「オドループ」をドロップして、フィールドをダンスフロアに変えていく。ラストは多数の女性ダンサーが登場する中「オンリーワンダー」を披露。LAKESIDE STAGEにふさわしい堂々としたパフォーマンスを繰り広げた。
セットリスト
01. オワラセナイト
02. DNAです
03. トウメイニンゲン
04. リリリピート
05. 愛の迷惑
06. オドループ
07. オンリーワンダー
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