ぼくのりりっくのぼうよみのライブは「Venus」で幕開け。涼感たっぷりのトラックをバックに現れた彼は、軽く一礼をすると「sub/objective」を歌い始めた。リバーブがかかった声は、雨の中で幻想的に響きオーディエンスをうっとりと酔わせる。しかし続く「CITI」で雰囲気は一変。エッジーなトラックに攻撃的なリリックを絡ませていく。さらに間髪入れずに届けられた「Collapse」でも、怒気をにじませた歌声でシリアスな空気を作り出し、目の前のオーディエンスを圧倒していた。
その後のMCで彼は、集まった観客に感謝の思いを伝え、「わりと最近ライブをやってるんですけど、お客さんありきというか、お客さんが反応してくれることも含めてライブなんだなって思い至りまして。ロケーションを含めて楽しもうと思ってます」と意気込む。そして最新作「ディストピア」より「Newspeak」と「noiseful world」の2曲を、歌詞を噛みしめるように披露した。
ぼくりり初の「SWEET LOVE SHOWER」のステージを締めくくったのは、「Sunrise (re-build)」。伸びやかな歌声が全方位に広がり、彼は「超楽しかった!」という言葉を残してステージを去っていった。
セットリスト
01. Venus
02. sub/objective
03. CITI
04. Collapse
05. Newspeak
06. noiseful world
07. Sunrise (re-build)
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