「SWEET LOVE SHOWER」初出演のMANNISH BOYSがMt.FUJI STAGEへ登場。斉藤和義(Vo, G)と中村達也(Vo, Dr)、サポートメンバーの堀江博久(B, Key)がステージに現れると、大きな歓声が起きる。1曲目「Dark is easy」から、斉藤のパワフルなカッティングと中村のタイトなドラムが響き渡り、オーディエンスを圧倒。間奏では2人が互いに「ドラムス、中村達也!」「ヘイ、和ちゃん!」と紹介し、圧巻のソロを披露した。
中村は背後の雲に隠れている富士山に向けて「ふじさーん! ちょっと顔貸せや」と呼びかけ、観客を和ませる。その後は彼らに続いてMt.FUJI STAGEに登場するザ・クロマニヨンズも歌詞に登場する「GO! GO! Cherry Boy!」をパフォーマンスした。斉藤のメロウなギターが曲の世界を彩ったのは「レモネード」。中村の激しいドラムと斉藤の切ない歌声、堀江のベースラインが複雑に絡み合い、観客は固唾を呑んで3人のサウンドに聴き入っていた。
MCで中村は「MANNISH BOYSはただいまレコーディングをしています!」と語るが、斉藤から「……つうか終わりましたよ、2日ぐらい前に(笑)」と突っ込まれる。斉藤は「10月に3rdアルバムが出ます」と告知し、オーディエンスから拍手を浴びた。ここで中村は「じゃあその中から1曲」と言ってドラムを叩き始め期待を煽るが、すぐに止め「……練習してからにします(笑)」と苦笑い。会場からも笑いが起こった。
この日のラストはグルーヴィなサウンドで盛り上げる「MANNISH BOYSのテーマ」。力強いリズムと2人が歌うシンプルな歌詞に合わせ、オーディエンスは楽しそうに腕を挙げる。演奏を終えた斉藤は「またねー」と挨拶。中村もピースサインを見せながら、ステージをあとにした。
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