最終日のLAKESIDE STAGEトップバッターは、昨年に続いて2回目の出演となる04 Limited Sazabys。スペースシャワーTVの青いタオルを片手に元気よくステージに現れた4人は、最初に「swim」を演奏する。疾走感たっぷりのサウンドに合わせて、超満員のオーディエンスは一斉に腕を挙げた。続く「climb」ではKOUHEI(Dr, Cho)が鳴らす高速のビートが、巨大なサークルモッシュを生み出していく。3曲目の「monolith」で、GEN(B, Vo)のボーカルはますます伸びやかに湖畔に響き渡り、HIROKAZ(G)、RYU-TA(G, Cho)、KOUHEIもパワフルな演奏で観客のテンションをどんどん引き上げていった。
MCでGENは「大事な大事な一番手の一音目を任されました、04 Limited Sazabysです! このセンスあふれるメンツの中に僕たちが入れてうれしいです」と挨拶。そして「僕らはいつも山中湖で合宿して曲を作ってます。あのへんで作った曲を今鳴らしています。完全に産地直送な状態で演奏しています!(笑)」と、会場後方の山を指差しながら、山中湖との縁を語った。
続いては9月14日にリリースするニューアルバム「eureka」の収録曲「Warp」を披露。さらにRYU-TAとオーディエンスによるコール&レスポンスから「Chicken race」が演奏される。GENとKOUHEIが刻むダンサブルなリズムに乗せて、ステージ前は大きく揺れた。ここでGENは「スペースシャワー列伝」に出演した当時を振り返りながら、スペースシャワーTVとの関わりを「スタッフの皆さんは本当に音楽が好きな人たちなんだなあと思って、久しぶりに会うと帰ってきた気持ちになります。このフェスに必要とされる存在でい続けたいと思います」と話した。
そんな彼らが次に演奏したのは、スペースシャワーTVの「Power Push」に選ばれた思い出のナンバー「Terminal」。思いを込めた圧巻の演奏が終わると、GENはラストナンバーを「『SWEET LOVE SHOWER』に流星群を持ってきました!」と紹介し、「midnight cruising」をパフォーマンス。4人はそれぞれの音をダイナミックに奏で、朝一番から集まった観客への感謝を届けた。
セットリスト
01. swim
02. climb
03. monolith
04. Warp
05. Chicken race
06. labyrinth
07. Terminal
08. midnight cruising
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