期待に満ちた視線が注がれる中、Mt.FUJI STAGEに現れたパスピエの5人は「MATATABISTEP」からライブを開始。2曲目は「とおりゃんせ」と続け、大胡田なつき(Vo)の軽やかなボーカルと成田ハネダ(Key)が鳴らすシンセサイザーの音色が、フィールドをドリーミーな空気で包み込んでいく。
ドラマチックな展開が印象的な「裏の裏」を経て、大胡田は「一緒にいい1日にしていきましょう」と挨拶。そして最新曲「永すぎた春」でオーディエンスを踊らせ、続く「チャイナタウン」ではオリエンタルな空気を紡ぐなど、曲ごとに異なる魅力をアピールしていく。
さらにバンドは三澤勝洸(G)の切れ味鋭いギターに導かれるように「S.S」を演奏。大胡田は優雅にステージを移動しながら、エモーショナルな歌声でひたすら観客を煽る。5人はラスト「ハイパーリアリスト」まで息の合ったアンサンブルを響かせ、さっそうとステージをあとにした。
セットリスト
01. MATATABISTEP
02. とおりゃんせ
03. 裏の裏
04. 永すぎた春
05. チャイナタウン
06. S.S
07. ハイパーリアリスト
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