クリープハイプ

午後のMt.FUJI STAGEにはクリープハイプが登場。フィールドぎっちりと観客が埋まった光景を見た尾崎世界観(Vo, G)は「最高じゃないですか」と漏らし、「エゴサしたら『セックスしようって言いたいからクリープハイプを観に行く』っていう人がいて。全然いいんですよ。でも『今度会ったら』じゃなくて今すぐここでしましょう」とニヒルな笑みを浮かべる。観客の期待が高まる中、長谷川カオナシ(B)がグルーヴィなベースラインを鳴らし、バンドは「HE IS MINE」を投下。Mt.FUJI STAGEにオーディエンスの「セックスしよう!」という声が響くと、尾崎は「よくできました」と笑った。

その後もクリープハイプは人気曲を次々と披露して、フィールドを沸かせる。さらには小泉拓(Dr)と長谷川によるヘヴィなビートと小川幸慈(G)のエッジィなギターリフ、そして巧みなコーラスワークが印象的な楽曲「鬼」や夏の終わりを感じさせる切ないメロディの新曲も届けて観客を喜ばせた。バンドは最後に「イノチミジカシコイセヨオトメ」を熱演。客席後方まで腕が上がり、大盛り上がりのうちに彼らのステージは幕引きとなった。

LIVE REPORT | SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016

山中湖で10回目の開催となる夏の野外フェスティバルSWEET LOVE SHOWER 2016、8月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間の熱いライブをレポートします。