NICO Touches the Walls

「SWEET LOVE SHOWER」出演は8回目という常連、NICO Touches the Wallsが、今年もLAKESIDE STAGEに登場。大歓声を浴びながらステージに上がった4人は、爽快なアコースティックギターの調べに乗せて光村龍哉(Vo, G)がのびのびとした歌声を重ねる「ストラト」でライブの口火を切った。

古村大介(G)のギターヒーローっぷりが発揮される「THE BUNGY」では、盛大なクラップとコール&レスポンスが発生。フィールドは一気に熱気を帯びていく。これらキラーチューンを投下する一方で、光村は「リリースもまだまだ先なんで、試聴会だと思ってください」と照れ笑いしながら、坂倉心悟(B)の弾むようなベースが軸の新曲「マシ・マシ」につなげた。

MCでは光村が「今年も山中湖に帰ってくることができました。これはNICO Touches the Wallsと山中湖、切っても切れない縁があるんだと思います。今日ここにいる1人ひとりと出会えたのも何かの縁だと思うので、思いっきりステージにエネルギーをぶつけてください」と観客に語りかける。そしてバンドはラブシャ常連らしい貫禄を漂わせながら、ライブの鉄板曲「天地ガエシ」と「ニワカ雨ニモ負ケズ」を連続投下した。

クライマックスを飾ったのは「手をたたけ」。対馬祥太郎(Dr)の叩くビートに乗せて力強くリズミカルな手拍子が響き、一体感のある景色がLAKESIDE STAGE一帯に作り出された。


セットリスト

01. ストラト

02. THE BUNGY

03. マシ・マシ

04. 天地ガエシ

05. ニワカ雨ニモ負ケズ

06. 手をたたけ

LIVE REPORT | SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016

山中湖で10回目の開催となる夏の野外フェスティバルSWEET LOVE SHOWER 2016、8月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間の熱いライブをレポートします。