木村カエラ

木村カエラは全身ショッキングピンクの衣装に身を包み、H ZETT Mことヒイズミマサユ機(Key)、曾田茂一(G / FOE)、柏倉隆史(Dr / toe、the HIATUS)、佐藤征史(B / くるり)というバックバンドを従えてMt.FUJI STAGEに登場。彼女は「sonic manic」で勢いよくライブを開始する。続く「BEAT」でカエラは黒いストラトギターをかき鳴らしながら、力強い歌声を届けた。

カエラの「みんなの知ってる歌を歌ってみようかと思います」という言葉に続いて演奏されたのは代表曲の「Butterfly」。彼女がキーボードとギターのみのシンプルな伴奏に乗せて同曲を心を込めて歌うと、フィールドでは観客たちの大合唱が巻き起こった。MCでカエラは「今日気付いたら全身ピンクだったのよ! なんかね、ピンクの気分だったんだよね。パー子さんみたいじゃない? でもそれぐらいアッパーになってるから!」と弾けんばかりの笑顔を見せる。高まる気持ちを抑えきれないと言わんばかりに飛び跳ねながら歌った「Magic Music」では、観客もカエラと一緒にジャンプして会場に一体感が生まれた。

ロックチューン「TODAY IS A NEW DAY」をパワフルに歌い上げたカエラは「次で最後の曲なの。何? この早さ! あと10曲くらいはできるね。テンション的には。この気持ちを次の曲に全部ぶつけるわ」と語り、最新シングル「BOX」の表題曲を熱唱。そして「また会いましょう! センキュー!」と言い残して、スキップでステージをあとにした。


セットリスト

01. sonic manic

02. BEAT

03. Butterfly

04. Magic Music

05. TODAY IS A NEW DAY

06. BOX

LIVE REPORT | SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016

山中湖で10回目の開催となる夏の野外フェスティバルSWEET LOVE SHOWER 2016、8月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間の熱いライブをレポートします。