flumpool

待ち焦がれたファンのうれしそうな歓声と拍手を浴びながら、flumpoolがLAKESIDE STAGEに登場。手早くスタンバイしたメンバーはまず、きらびやかなシンセサイザーの音色がイントロを飾る「解放区」を奏で始める。山村隆太（Vo, G）の伸びやかな歌声はどこまでも広がり、曲名通りオーディエンスの心を解放していった。

この日のflumpoolは、最新アルバム「EGG」からの楽曲を中心にプレイ。尼川元気（B）と小倉誠司（Dr）の重厚なリズムが曲の軸を担う「Blue Apple & Red Banana」やきらめくサウンドが光るサマーチューン「夏よ止めないで 〜You're Romantic〜」、破壊力抜群のロックナンバー「夜は眠れるかい？」などタイプの異なる楽曲を届けた。

中盤のMCで阪井一生（G）は、「僕ら、今まで出させてもらったときは全部晴れだったんですけど……」と雨模様の天気について触れつつ、「楽しんでいきましょう！」と笑顔で呼びかける。山村も「あいにくの天気やけど、今日のためにこの夏がんばってきた人もいると思います。皆さん最後までよろしくお願いいたします」と続けた。

そして、野外に似合うスケール感あふれる「World beats」や、初期のヒット曲「星に願いを」でひと盛り上がりしたあとは、ラストナンバーの「labo」へ。オーディエンスは曲に合わせて手を振り、フィールドに美しい景色を描き出す。壮観な光景を前に、メンバーは晴れやかな表情を浮かべていた。

セットリスト

01. 解放区

02. Blue Apple & Red Banana

03. 夏よ止めないで 〜You're Romantic〜

04. 夜は眠れるかい？

05. World beats

06. 星に願いを

07. labo