ハナレグミ

小走りでステージに現れたハナレグミこと永積崇は、「晴れてよかった!」と笑みを浮かべて1曲目「大安」を披露。開放的なシチュエーションにぴったりなナンバーで、のっけから観客の心をとりこにしてしまう。「ようこそ、『SWEET LOVE SHOWER』に! Welcome!」という歓迎の挨拶を挟み始まったのは、跳ねるようなサウンドが楽しい「無印良人」。曲が進むにつれて、心地よさそうに体を揺らす観客の姿がステージ前に広がった。

続いて「富士山、見えたらオアシスのようなんだけどなあ」と口にした永積が「オアシス」をプレイすると、ステージ一帯は“オアシス”さながらのリラックスしたムードに。さらに「深呼吸」や「ぼくはぼくでいるのが」も演奏され、涼やかな湖畔に永積の柔らかく切ない歌声が響きわたった。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、「お天気の神様に今日もありがとうっていう歌を歌います!」という言葉を経て、ラストを飾る「明日天気になれ」がスタート。永積は「今の天気は晴れ模様 富士山の神様ありがとう」と歌詞の一節を変えてオーディエンスの笑顔を誘い、「Have a nice day!」と叫んでライブを締めくくった。


セットリスト

01. 大安

02. 無印良人

03. オアシス

04. 深呼吸

05. ぼくはぼくでいるのが

06. 明日天気になれ

LIVE REPORT | SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016

山中湖で10回目の開催となる夏の野外フェスティバルSWEET LOVE SHOWER 2016、8月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間の熱いライブをレポートします。