夜の本気ダンス

1日目のFOREST STAGEのトリを務めたのは今回が「SWEET LOVE SHOWER」初登場となる夜の本気ダンス。日が落ち始め、涼しくなったFOREST STAGEには彼らのステージをひと目見ようと大勢のオーディエンスが詰めかけた。

鈴鹿秋斗(Dr)は登場するやいなやステージの縁に腰掛け「踊れる準備はできてますかー!?」と声を張り上げ、大歓声を浴びる。バンドは位置に付くと、米田貴紀(Vo, G)の「クレイジーに踊ろうぜ!」という声を合図に「Crazy Dancer」でライブを開始。観客たちは一斉に踊り出し、フィールドを大きく揺らした。夜ダンは観客に休む間を与えず、「どんどん行くぜ!エブリバディ〜!」と、「Oh Yeah」でさらにフィールドを熱くさせた。

鈴鹿は「SWEET LOVE SHOWER」について「ずっと出たかったよね。正直な話、どのフェスより」と語り始め、京都出身の夜ダンと同じく関西出身のKANA-BOONやTHE ORAL CIGARETTESのステージがスペシャで放送されるのをうらやましく観ていたと明かす。そして「サカナクションの前に“夜の踊り子”しませんか?」と、本日LAKESIDE STAGEでトリを務めるサカナクションの曲名を引用して観客を笑わせたあと、「あちらに見えますのが日本一高い富士山。そしてあなたたちの前方に見えるのが日本一デカくなるバンド! 夜の本気ダンスです!」と自己紹介した。

その後もバンドはパワフルなダンスロックナンバーを連発。彼らの熱演に負けじとオーディエンスは踊り続け、ラストの「WHERE?」では「WHERE IS?」のコール&レスポンスで盛り上がった。アンコールを求める観客が多くいたことから、夜ダンは急遽アンコールを実施。米田の「アンコールをいただいたということは、みなさん踊り足りてないということですね? もっと欲しいんですか? ロックが欲しいんですか?」という煽りからバンドは「戦争」を演奏し、観客を踊らせ続けたステージを終えた。


■セットリスト

01. Crazy Dancer

02. Oh Yeah

03. Feel so good

04. fuckin' so tired

05. B!tch

06. WHERE?

<アンコール>

07. 戦争

LIVE REPORT | SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016

山中湖で10回目の開催となる夏の野外フェスティバルSWEET LOVE SHOWER 2016、8月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間の熱いライブをレポートします。