Mt.FUJI STAGEのオープニングアクトを務めたのは神戸出身の4人組、パノラマパナマタウン。岩渕想太(Vo, G)は「こんなに富士山が綺麗に見えるのは初めてだそうです! 最高の日にしましょう」と呼びかけ、早くもオーディエンスを沸かせる。1曲目の「パノラマパナマタウンのテーマ」では浪越康平(G)、田野明彦(B)、田村夢希(Dr)が刻むグルーヴィなリズムに乗せ、岩渕が力強いラップを響かせた。
「よっしゃ行くぜー!」という岩渕の絶叫から始まった「ロールプレイング」に続いては、9月21日にリリースされるニューアルバム「PROPOSE」から新曲「シェルター」を披露。重厚なサウンドで彼らの新たな一面を魅せつける。岩渕が「神戸新開地という大好きな土地がありまして。その土地にちなんだ、我々の決意の曲を聴いてください」と紹介した「SHINKAICHI」では、前向きな歌詞とパワフルなバンドサウンドで観客を大いに盛り上げた。
トリッキーなギターイントロで始まった「MOMO」のあと、ステージは早くもラストナンバー「世界最後になる歌は」へ突入する。岩渕の煽りに乗せて観客は腕を挙げながら踊り、浪越と田野、田村が鳴らすダンサブルなビートが湖畔を揺らす。岩渕はステージを縦横無尽に歩きまわり、会場の一体感をさらに高めた。曲が終わると岩渕は「どうもありがとう。最後まで楽しんでいってください!」と挨拶し、深々と頭を下げてステージを去っていった。
■セットリスト
01. パノラマパナマタウンのテーマ
02. ロールプレイング
03. シェルター
04. SHINKAICHI
05. MOMO
06. 世界最後になる歌は
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